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「分身ロボットカフェ DAWN ver.β (ドーン バージョンベータ)」(新日本橋・小伝馬町・三越前)☆新しい働き方!人間入りロボットが接客


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翌日から改装工事に入るという日に、駆け込みで伺いました。
友達が予約してくれたのですが、カフェスペースは予約なしで入れるそうです。
私達はレストランスペースで、ランチセットを頂きます。
時間制限は75分。

ちょっと早めに行ったのですが、物販スペースでお待ちくださいと言われます。
90分刻みで、75分食事、残りの15分でテーブルを片付けて、
次の組を入れる、そんなシステムになっているようです。

ロボットカフェというからロボットが配膳とかしてくれる、最近ファミレスでよく見るような猫型ロボット、配膳ロボットみたいなのをイメージしていました。
しかし、こちらはロボットのOriHimeの中に人が乗り移る。
配膳ロボも人が操作します。

そして、その操作をしている人は障害があったり、事情があったりして、
家を出られない方達です。
私達のテーブルを担当してくれた方は、お子さんが病気で24時間目が離せないために、
こちらのお仕事を始めたと。
子供の関係者以外の人と話すことがなかったそうです。
子供の面倒をみたくない、とかではなく、それはきついだろうな、と思います。
(SNS等に載せていい許可はご本人に取っています。)

私も一時期、介護がとても大変だった時がありました。
その時の閉塞感といったらありません。
住んでいるのは北海道の方だったのですが、この仕事を始めてから
色んな方とお話をする機会が持てるようになったと、
話していたのがとても印象的でした。
日本中いやいや世界から、こちらのロボットを操作して
働いている方達がいるそうです。

もちろん、想定外のトラブルもあるので、リアルで働く人も必要なのですが、
こういうソフト面って日本人の得意なとこだと思うのですよね。
例えば、もっとインバウンドが戻ってきたら、色んな国の言葉で接客ができるとか。

レストランでは各テーブルに1人このロボットが置いてありました。
オススメのローストビーフを使ったメニューを頼みます。
私はバーガー、他の人はご飯のせです。
オーダーはロボットのOriHime(の中の人)がやってくれます。

お料理は人間の店員さんが運んでくれてたかな。
ドリンクは店内を動き回るもうちょっと
大きいロボットが運んでくれます。
床にはロボットが動く線のようなものが引いてあって、どうやらその線に沿って動いているようです。
要は線路ですね。
曲がるところを通り過ぎてしまって、通り過ぎちゃったと言って、戻る姿もちょっと可愛かった。

ハンバーガーはテーブルに置いてある紙に入れて食べると食べやすいですよ、
と持ってきた店員さんも卓上のロボットオリーの中の人も案内してくれました。

全員のご飯が到着するまでが、卓上ロボのお仕事です。
確かに食べ始めたら、卓上ロボのOriHimeはなかなか会話しにくいですよね。
後から見たら、OriHimeの接客は30分みたいです。

肝心のお料理ですが、ローストビーフ、美味しかったです。
しかし、なかなか噛みきれず、ハンバーガーで食べるのはちょっと大変でした。
上品に食べるにはご飯のせの方が食べやすいかもしれません。
ローストビーフは同じものだと思いますが。
特に付き合いたてのカップルの彼女などは、ハンバーガー食べるのに、
苦戦している姿が恥ずかしいと思っちゃうかもしれないので、ご注意を。

私もこの日初めて会った人もいたのですが、4人だったので、私が必死に食べてる間も、他の人達が会話して盛り上がっていくので、私が無口になっても大丈夫だったかと。

コーヒーを頂いておしゃべりしながらそろそろお時間です。
会計はテーブルごとにまとめて行うので、ペイペイで代表者にまとめてお支払い。

入り口にこのOriHimeに自分が操作できるコーナーがあるというので、体験してきました。
この子、思った通りに動かすの、結構難しいです。
視線も上手くみたいところで止まらなかったり。
あのように上手に接客するためには、練習が必要だなぁ。

ロボットというと、最近ファミレスで見かける配膳ロボットを思い出しますが、
こちらは逆で人がロボットに入るという発想です。
コミュニケーションの部分については、生身の人間が入っているので、
当たり前ですが、ものすごくスムーズです。

私は介護だったりメンタルな家族に結構苦労してきたので、
会話をしてくれる話し相手になってくれるだけで、
結構ありがたいなぁと思いました。
孤独だという、昔、近所に住んでいたおばあちゃんや、
人と話すのは嫌だけど寂しいと言う義母、
そしてメンタルで休職している時に不安から電話の占いにかけまくる、
弟の話し相手になってほしいです。

ロボットを使うのは人間なので、うまい使い方をこれから考えていけるって、
活躍の場が広がるといろんな人達の活力になるんじゃないかなぁと。
このロボットの開発者の方の本も面白い、と友達が言っていたので、読んでみたいと思います。
ミライの武器 「夢中になれる」を見つける授業


ALSの人が操作できるロボットを目指して、開発したとか。
昔、氷水のアイスバケツチャレンジ?が流行ったのを覚えている方もいるでしょうか。
あの病気です。
開発した時の記事がこちらになります。

改装後の店内はどうなっているのか。
また伺ってみたいです。
ごちそうさまでした。



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分身ロボットカフェ DAWN ver.βカフェ / 新日本橋駅小伝馬町駅三越前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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